大学院生は研究室がつらいなら逃げるべきって話【悪いのは周り】

研究がつらい・・・

研究室に行きたくない・・・

このように研究や研究室に対して苦しい思いをしている学生は多いのではないでしょうか。

実際に調査したところ、大学院生はメンタルに問題を抱えるリスクが一般人と比較して6倍高いという研究結果が出ています。

この結果からも分かるように、研究室という環境はメンタル面に対して大きな負担となります。

今回はそんな研究室でメンタル面が苦しくなってきたり、体調がおかしくなってきたりしている学生に向けて、悪いのは研究室という環境が特殊なせいだという話をしていこうと思います。

もしも、つらくて耐えられない時は逃げたほうが得です。

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そもそも研究室は特殊な環境である

そもそも研究室という環境は非常に特殊です。

なぜなら、指導教員が基本的に全ての卒業に関する権限を握っていながら暴走を止めるシステムが機能しないからです。

学生側からしたら人質を取られているようなものです。

外からの見た目だけで言えば、先生というボスの下で学生や研究生が研究を行うという点では会社で行う通常の仕事と変わらないように見えます。

しかし、研究室における活動は会社と異なり非常に閉鎖的です。

特に大きい会社では当たり前のように存在しているハラスメント相談室は研究室に存在しませんし、大学にハラスメント相談室のようなものがあっても形だけであることがほとんどです。

つまり、ボスの横暴を止める人は基本的に誰もいません。

そして、ボスが暴れることによって被害を受けるのは研究室内における最弱の存在である学生という流れになるのです。

ちなみに、ハラスメント相談室が形だけになっているのはハラスメント相談室の運営を任されている人も大学教授であることが原因です。

研究室という特殊な環境で難なく生き残った人が、研究室という特殊な環境で死にそうな人の気持ちに寄り添うことができるでしょうか?

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研究室がつらくて精神を病む大学院生は多い

これで研究室という環境がいかに特殊なのかが分かったと思います。

このような特殊性から、メンタル面に過大な負担がかかってしまい精神を病んでしまう大学院生は多いです。

メンタル的に参ってしまった人は大体「自分が悪い」的な思考に陥りがちです。

自分が悪いからこんなことになるんだ・・・

「周囲はこんなに結果を出しているのに自分ときたら・・・」

このようなマイナス思考になっても特にメリットはありません

まずは自分と同じように精神的にダウンしてしまう学生は多いということを自覚することが重要です。

そして、精神的にダウンしてしまう原因は研究室という環境の特殊性が原因であり、自分のせいではないことを確認することが重要です。

この仲間がいるということと悪いのは自分じゃないことをしっかりと確認することで、現状を正しく認識できるようになります。

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大学院に進学した理由が明確じゃない人は苦しみがち

大学院に進学するという選択肢はあまり一般的ではありません。

理系なら大学院まで進学するのが一般的だぞ!

このような感覚を持っている方もいるかもしれませんが、そもそも理系学部の定員は大学全体の3割程度しかありません。

その上、文部科学省のデータによれば修士課程への進学率(大学院進学率)は5.5%しかなく、社会全体で見ればいかにレアな存在かが分かります。

しかし、そんなレアな存在である大学院進学が当たり前である環境は存在します。

国公立大学や上位私立大学の理系です。

研究室という特殊な環境に飛び込むからにはある程度の覚悟が必要ですが、進学して当然という環境では流されるままに進学する学生が出てきます。

そのように大学院に進学した理由が明確ではない人は、大学院にいないといけない理由も明確ではないので精神的な支えが弱いです。

そのため、メンタル的にやられた際に復活する力に差が出ることがあります。

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研究室ごときで苦しむのはもったいないから無理なら逃げるが勝ちってまとめ

今回は研究室がつらい理由は環境が特殊だからという話をしてきました。

研究を頑張っている人が研究室に対してつらいという気持ちになっていると自分のせいだと思い込みがちなので、今回の記事で自分のせいではないということに気付いてもらえればいいなと思います。

なんなら逃げれば大丈夫です。

それでは。

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