理系学生の味方、サイトーです。
理系の大学に入学された皆さんは、さぞ忙しくて辛い思いをされていると思います。
正直、文理関係無しに大なり小なり皆忙しいとは思いますが、一般的に理系は文系よりも忙しいイメージを持たれがちなのではないでしょうか。
結果として、理系の皆さんはこのような悩みを抱えることとなると思います。
授業多すぎ・・・レポート多すぎ・・・遊びたい・・・
確かに文系科目の授業で、理系における実験みたいに長時間拘束される割に1単位しか出ない講義を知らないので、拘束時間という面で見るとこのような悩みが出るのも当たり前ですね。
理系出身なので完全に想像と偏見ですが、文系の人は自発的にチャレンジした結果として忙しくなる「能動的多忙」、理系の人はカリキュラムなどの強制的なものによって忙しくなる「受動的多忙」ということで、忙しさのベクトルが異なるのではないかと思います。
そんな長時間拘束されがちな理系の皆さんに向けて、今回は理系の学部を卒業したサイトーが理系の大学生活での暇な時間をまとめてみました。
結論から言うと、厳密に暇な期間は存在しません。ただ、長期休暇の期間なら比較的自分の時間を作りやすいと思います。
対策としては、ふせんにToDoを書き込んでやるべきこと順に潰せばまとまった時間を作り出しやすくなります。
理系の学生が暇になるときはいつ?
理系の学生の皆さんは学生期間中常に忙しいと考えて下さい。
授業期間中は当然の様に授業がありますし、放課後は暇なのかと言えば授業の予習復習をしたり、部活やアルバイトに精を出すこともあるでしょう。
暇といえば暇な期間は長期休暇の時くらいでしょうか。
それでも、夏休みは集中講義があったり追試や再試がありますし、冬休みは帰省して終わりでしょう。春休みも夏休み同様に忙しいでしょうし、卒業シーズンなので関連行事で忙しくなることと思います。
この中でも追試は体調不良などのやむを得ない理由によるリベンジチャンスなので文理関係ないと思いますが、再試は理系の方に顕著に関係してきます。
しっかりテスト対策して勉強しても落ちるときは落ちるので、大抵の理系大学生は最低一度は再試を受けたことがあると思います。
この再試は夏休みや春休みの長期休暇中にやるので、当然追試対策も長期休暇に掛かってくるわけで、理系が忙しくなる原因になっています。
それが一科目だけならまだしも、二科目三科目と増えて行くともう・・・ねぇ?
つまり、理系の学生は常に勉強し続ける必要があるので暇にならないということが分かります。
理系は一生まとまった時間を取れないの?
だからと言って、理系学生は絶対にまとまった時間を取れないのかといえば、そういうわけでもありません。
理系にとって、暇は「なるもの」ではなく「作るもの」です。
特に長期休暇中は比較的まとまった時間を作りやすいです。
理系学生の長期休暇は再試や集中講義で潰れがちという話をしましたが、結局は前もって十分な対策をしておけばまるまる休みにすることは可能なわけです。
重要な部分である「前もって十分な対策をする」のが難しいんですけどね。
そのため、理系がまとまった時間を作り出すためには優先順位を付けた行動をする必要があると言えるでしょう。
目の前にある楽しいことばかりこなしても、他にやるべきことを後回しにしているに過ぎません。
理系が暇を作るためには?
具体的に優先順位を付けるにはどうしたらいいの?
そのような悩みを持つ人も多いでしょう。
そんな方はふせんを使った自分用のToDoリストを作ることをオススメします。
やるべきことを思いついたり、お願いされたり、思い出した瞬間にふせんに書き込んで、パソコンのモニターや手帳にペタリと貼り付けるだけです。
その大量(?)のふせんはそのままToDoリストになるので、そのToDoリストを優先順位が高いものから順に貼り直せば良いのです。
サイトーはパソコンのモニター上部のベゼル(枠)に貼り付けているのですが、左上が最優先のタスク(やるべきこと)で、右に行くにつれて優先度が下がっていきます。
タスクを潰したらふせんを剥がして捨てれば良いですし、新しいタスクが入ったら新しく貼り付ければ良いんです。
もし、優先順位が変わってもふせんなので貼り直しが可能です。
自分なりのToDoリストの作成方法があるならふせんを使う必要はありませんが、理系学生が暇を作りたいならこのようにして優先順位が高いものから順に片付けていくスキルを身につける必要があります。
そうしないと、やらなくても良いことに忙殺されて暇どころか留年なんてこともあるかもしれませんよ?
まとめ
今回は忙しい理系の大学生が暇になる期間は無いよと伝えると共に、自分なりの時間の作り方をシェアしました。
人間は忘れる動物です。
ですが、優先順位が低いことに囚われて本当にやらなければならないことを忘れると諸々めんどくさいです。
ですので、ふせんなどを使って具体化することで忘れてもすぐに思い出せるようにする仕組みづくりが大切なのです。
今回はふせんを使った方法を紹介しましたが、自分なりの「仕組み」を持っている方は無理に変える必要はありません。
他にも方法はあると思いますので、自分なりの「仕組み」が作れると時間を作りやすくなると思います。
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