理系選択を後悔しています、サイトーです。
今回の記事では、サイトーが理系を選ばない方がいいと思う理由について書いていきます。
一応はサイトーも理系なので、そこまで大きく外したことは言わないと思いますが、必ずしも全員に当てはまるわけではないので、そこはご注意をお願いします。
文理選択で悩んでいる高校生には、理系を選択してしまうとどのような末路が待っているのかを知っていただいて、既に理系を選んでしまった人にはネタとして扱ってもらえればうれしいです。
結論から言うと、サイトーが理系を選ばない方が良いと思う理由は以下の三つです。
- 女子が居ない
- 勉強(研究)がキツい
- 就職が楽じゃない
それぞれについて解説していきます。
女子が居ない
理系全般を通して感じることですね。
理系の中でも建築系と化学系は女子が多いとされますが、あくまでそれは「理系全体と比べると」という意味であって、男女比が半々というようなイメージを持っていると崩れ落ちます。
どれだけ多くても3割程度が限界でしょう。
ちなみにサイトーの学科では女子比率が5%くらいでしたが、例年に比べて非常に多いという話でした。
全体の5%しか居ないのに例年よりも多いと言われるのは、いかに例年が男だらけか分かりますね。
もし、漫画やアニメ、ドラマなどで見られるような大学生活を過ごしたいなら絶対に理系を選んではいけません。
勉強がキツい
やっぱり理系と言えば勉強です。
1に勉強、2に勉強です。
サイトーの大学では特に機械の学生に対する課題量が凄まじかったため、大学の図書館や周辺のファミレスでは機械の学生でいつも混雑していました。
しかし、機械に限らず理系というのは課題に忙殺される毎日です。
近年では理系の学生に要求されるレベルがどんどん広がって来ているらしく、企業が就職課を通じて教授陣に「もっといっぱい知識を持った学生を頂戴!」ってせっついているみたいです。
おかげで学生が超えるべきハードルは数も増えるし高さも上がるので、学生も先生もヘトヘトです。
サイトーが居た学科では留年の憂き目に合う人が大量発生していたので、理系が少しでも気を抜くと留年が待っているということが分かるのではないかと思います。
本当に気づいたら留年してたってレベルで留年するので疲労困憊です。
留年に関しては「工学部の留年はありふれているって話」で書いています。
理系を選択してしまうとヘトヘトにさせられてしまうので、絶対に理系を選んではいけません。
就職が楽じゃない
え?理系って簡単に就職できるんじゃないの?
こう考えている人は多いですが、正直なところ実際に就職するだけなら死ぬほど簡単です。
やっぱり理系の就職は簡単なんじゃん!題名詐欺じゃん!
今回「楽じゃない」と書いたのは志望企業(特に大企業)への就職です。
理系には推薦というシステムがありまして、学校推薦や学科推薦、教授推薦を取ってきたら就職試験で優遇するよというものです。
理系が就職で強いとされている理由がここにありまして、推薦取ってくれば基本内定が出ていたため、NNT(無い内定)で卒業するなんてことはほとんど無かったのです。
しかし、最近の推薦事情は変わってきていまして、推薦は即内定という訳では無くなっています。
もはや推薦は大企業の選考を受けるための最低ラインとなっているのです。
推薦を受けた状態で内定を貰うと内定辞退がほぼ出来ませんが、「ある会社の推薦を受ける=他の会社の推薦を受けない」ということなので、合格する可能性に賭けて突撃するかある程度妥協してレベルを落とすかで学生は悩まされることとなります。
結果として、志望度が低くてもほぼ確実に内定できるような会社を受験する風潮が進んでいます。
つまり、第一志望への就職難易度は文系の人と大差ないと言っても過言ではないでしょう。
しかも、大企業は自由応募で受験してきた学生に内定を出すときに、推薦状の持参を求める場合が割と多くあります。
これは後付推薦(あとづけすいせん)と呼ばれる手法で、これもまた学生を悩ませる要因となっています。
結局学生は振り回される羽目になるので、決して理系を選んではいけません。
まとめ
今回は理系を選ばないほうが良いと思う理由について解説してきました。
正直、文系を選ぼうが理系を選ぼうが人生は修正可能なのですが、理系のコスパの悪さを知らずに理系を選ぶ人が多いと感じていたので、現実を見て「それでも俺は!」と考える人は理系の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
少なくとも、サイトーは理系はむしろコスパが良いと思っていたので、現実を見て結構げんなりしました。
そのときに心が折れなかったのは幸運でしたが、勉強についていけずに退学してしまう友人もいました。
退学しようが何しようが、自分で道を切り拓ける人なら良いんですが、全員が全員そういう人だとは思いません。
ですので、今のうちにできるだけ情報を集めておいて、自分に合っていると思える文理選択をするようにしましょう。
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