大学院生が語る理系を選んだ理由と感じたギャップ

理系を選んで後悔してます、サイトーです。

高校生は文理選択でさぞ悩むことと思いますが、悩むことが多い割には文理選択後の人と会えるのは高校の先輩くらいですよね。

高校の先輩でも言ってしまえばまだ高校生であるので、文理選択後の勉強や将来がどのようになるのかはまだ分からないのではないでしょうか。

今回はそんな文理選択に悩む高校生に向けて、今回は理系を選んでまぁまぁ長いこと経つサイトーがなんで理系を選んだのかについて書いていくと共に、現実についても書いていこうと思います。

理系を選ばない方がいい理由は文理選択で理系を選ばないほうが良い3つの理由で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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理系を選んだ理由

サイトーが理系を選んだ理由は以下の通りです。

  • 営業したくなかった
  • 文系職も選べる幅広さが魅力的だった
  • 就活が楽そうだった
  • 車が好きだった

大体この4つのイメージが満たせると思ったので理系にしました。

営業がしたくなかった

高校生の時のサイトーはあまりコミュニケーション能力に自身が無かったので、営業職に行きたくありませんでした。

今思えば文理関係無しに営業職に就く可能性はある上に、別に文系だからって営業職しか無いわけじゃないんだから選んで就活すれば良いんですが、高校生だったサイトーはそこまで頭が回りませんでした。

確かに理系が技術職として就職すれば基本的に営業することは無いんですが、結局人と人のコミュニケーションは取らないといけないので、文系だろうが理系だろうがコミュニケーション能力が低いからという理由で理系を選ぶとキツいです。

社会人として生きていく以上、コミュニケーションを取る必要性からは逃げられないので、コミュニケーション能力の伸ばし方についてはコチラを読んでみて下さい。

文系職も選べる幅広さが魅力的だった

高校生だったサイトーは、リーマンショックを受けた文系学生が悲惨な内定率になっていた記憶が強く残っており、理系にすれば文系職と理系職のダブルで受けられるからオトクじゃん!と思っていました。

一応この考え方は間違ってはいませんが、現実的だとは思えません

何故なら、一社受けるのに必要な労力は想像よりも大きいからです。

また、理系は授業や研究が忙しいので文系就職しようとすると時間的に不利ですし情報も入ってきませんから、最終的に周りに流されて大学の推薦で決めるという人が多いです。

結局、文系職は文系で、理系職は理系で埋まることとなるので、文理選択の時点である程度職種は決まってしまうと言えるでしょう。

あれもこれもと欲張った結果で理系を選ぶとキツいです。

就活が楽そうだった

理系は大学推薦があるので、就活が楽なイメージがありました。

これも間違ってはいません。

正直、就職するだけなら理系(特に機電系)は最強です。地元の中小企業を受ければ諸手を挙げて内定させてくれることでしょう。

しかし、希望している企業への就活を前提にすると、文系だろうが理系だろうが関係なくなります

希望の企業からの推薦がそもそも大学に来ていなければ文系と同じ様に自由応募で競争するわけですし、もし希望の企業から推薦が来ていたとしても学内の人たちとの競争があります。

「就活が楽」というイメージで理系を選ぶとキツいです。

車が好きだった

ここに関しては理系を選んで正解でした。

高校生の時にイニシャルDにハマっていたので、機械系がドンピシャでした。

結構勉強はキツかったですが、その勉強がどの部分で活かされていくのかが分かっているので、そこまで苦にはなりませんでした。

車に限らず、好きなものがある人がそれに合わせて理系を選ぶとうまく行きやすいです。

「本当は理学部行きたかったけど偏差値的に工学部にした」みたいに理系の中での進路変更は、大抵悪い結果しか産まないので注意しましょう。

結果として工学部では留年生を大量に作り上げています。詳細は工学部の留年はありふれているって話で解説していますので、ぜひ読んでみて下さい。

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まとめ

今回は文理選択を考えた高校生に向けて、現役の理系がなぜ理系を選んだのかであったり、理系を選んだときのイメージと現実のギャップについて解説しました。

工学部に進学して今までずっと「文系にしておけばよかった」が口癖になっていましたが、多分文系を選んでいたら「理系にしておけばよかった」って言うと思います。

人間なんてそんなものです。

それなので、皆さんの文理選択はせめて自分で決めるようにしましょう。

誰かが言っていたから〇〇とか、YouTubeで見たから〇〇といった情報収集は必要ですが、決め手にしてはいけません。

自分で考えて悩んだ結果であれば、キツかったとしても多少はマシに感じることでしょう。

是非悩んでください。

コツとしては文系派のみの話を聞くのではなく、理系派の人の話も自分が集められる範囲で集めることで客観的な判断ができるようになると思います。

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