大学受験で失敗して不本意な大学に行くことになった・・・コンプレックスだ・・・
このように、受験などの人生における大きなイベントで自分の力を発揮しきれずに失敗してしまった人は悔いが残りますよね・・・
学歴コンプレックスが話題に上がるのは大学受験の時が多いですが、学歴コンプレックスは何も大学受験に限った話ではありません。
高校受験の時に第一志望に不合格になってしまったり、当時は第一志望だったのに時間の経過によってもっと志望度が高い進路があったことに気づいたり・・・
学歴コンプレックスになってしまうシチュエーションは様々です。
今回はそんな学歴コンプレックスが消えない方について、なぜ学歴コンプレックスが消えないのか、どんな人が学歴コンプレックスになってしまうのか、について解説していきます。
結論から言いますと、あなたの学歴コンプレックスが消えない理由はあなたがくそ真面目だからです。
学歴コンプレックスとは?
そもそも「学歴コンプレックス」とは一体何なのでしょうか?
Weblio辞書ではこのように解説されています。
自身の学歴に対する劣等感を意味して用いられている語。自身よりも高学歴の人に対する嫉妬や、他人の学歴を必要以上に気にする行動などとして表面化することが多いとされる。
weblio辞書より
つまり。学歴に対して自分が持つ劣等感のことを一般的に「学歴コンプレックス」と呼んでいるわけですね。
そんな学歴コンプレックスですが、なぜ人は学歴コンプレックスを持ってしまうのでしょうか?
次の章で解説していきます。
あなたの学歴コンプレックスが消えない理由は?
冒頭でも言いましたが、ズバリあなたが学歴コンプレックスから抜け出せない理由はくそ真面目だからです!
なぜくそ真面目な人は学歴コンプレックスになってしまうのかを考えるためには、そもそも学歴コンプレックスになる理由から考えることが有効です。
まず、学歴コンプレックスになってしまうためには、以下の条件が必要です。
- 自分よりも上位層の存在を認め、差を実感すること
- イベント(センター試験など)に対して自ら努力したが、努力量が足りないと感じていること
当然ですが、自分よりも上位層を知らなければ(自分の世界の中では)自分がトップなわけですから劣等感を抱きません。
そして、そもそも努力していなければ優劣を決める土俵にすら立てないので、劣等感とはなりません。
また、自分の取り組みが十分だと感じていたら結果に対して納得することが出来るため、劣等感には繋がりません。
やはり、情報を自分から集めて自発的に対策し、結果を俯瞰して満足できなかった人でないと学歴コンプレックスにはならないのです。
でもこうやって文章にしてみると、これって凄く真面目じゃないですか?
ただ、”真面目さ”というものは性格ですから、一度コンプレックスになってしまうと抜け出すことが非常に難しいです。
つまり、コンプレックスから脱却するためには性格を今の真面目な状態から、ある程度おおざっぱな性格に変える必要があります。
このように、根本的に治すためには性格から変えないといけないことから学歴コンプレックスを消すのは難しいと言えます。
学歴コンプレックスに対する向き合い方は?
しかし、学歴コンプレックスを根本的に治すのが難しいと分かった今、これからどのように学歴コンプレックスと向き合えばよいのでしょうか?
向き合い方としては三つあります。
- 自分自身を認めてあげる
- 学歴はあくまで要素の一つに過ぎないことを自覚する
- 就職で逆転する
自分自身を認めてあげる
たとえ、一つのイベントに対して自分が全力を出せなかったとしても、一つの個性であると認めてあげましょう。
取り組んだのも自分ですし頑張ったのも自分なんですから、追い詰めすぎずに認めることが重要です。
一つのことに対して悔しがれるほどの努力を重ねることが出来た経験は、非常に大きな経験として自分自身の成長を助けてくれることでしょう。
また、努力した自分を第三者視点で見ることが出来るようになっている点は、勉強に限らない様々なフィールドで活躍できる資質を持っています。
このような自分の長所について目を向けてあげることで、コンプレックスから長所に視線を移してあげましょう。
学歴はあくまで要素の一つに過ぎないことを自覚する
高い学歴を持つ人間が人間性も高いわけではありません。
同様に、学歴が低いからと言って人間性も低いなんてことはあり得ません。
つまり、学歴というものは一つの要素であって、その人の全てではないということを自覚しましょう。
学歴が高いから大企業に無条件で行けるというわけではないことからも、これは明らかです。
もし学歴が高い人はイケメンで性格もよくてお金持ちで・・・というように好条件が揃った人材しかいないならば、入社試験を行う必要がありません。
社会的にも学歴というものはあくまで要素の一つとしてしか見られていないことが分かったので、自分も同じように目線をフラットにして現状を正しく認識しましょう。
そうすることによって、自分の置かれた状況が正しく理解できるようになります。
就職で逆転する
先ほど高学歴だからといって大企業に無条件で入れるわけではないという話がありました。
つまり、高学歴層の中にも望まない就職をせざるを得ない人たちが一定数居るのです。
そのような高学歴層に対してであれば、就職で十分逆転可能です。
また、レベルの高い高学歴層が多数入社するような企業に入社することが出来れば、社内における仕事の出来具合でも逆転することが可能です。
あくまで学歴は一つの要素に過ぎないのですから、ほかの要素で逆転することで学歴コンプレックスに打ち勝つことが出来ます。
自分が自分を認められない場合は?
それでも自分を認められない方は、筋トレをしましょう。
いきなり筋トレが出てきて困惑するかもしれませんが、学歴コンプレックスを抱く人の特徴と筋トレに向くひとの特徴はきれいに合致します。
ここで、筋トレに向いている人が学歴コンプレックスを抱いているわけではないことに注意してください。
学歴コンプレックスを持っている人はクソ真面目な性格であるという話がありましたが、筋トレはそのようにストイックな方に向いています。
学歴というものは学力を評価した結果ですので、当然ながら筋力の評価は入っていません。
そのため、筋力を自分の得意なフィールドにした瞬間に、だれにも負けない独自路線を組み上げることができるのです。
また、ムキムキになれば大抵のことがどうにかできるようになりますから、自分に対して自信をつけることが出来ます。
このようにして、自分の性格が生かせる分野でボロ勝ちを収めるのも一つの手と言えますね。
まとめ
今回は学歴コンプレックスを持っている人がコンプレックスから抜け出せない理由と、その対策について書いてみました。
自分自身も苦しんだところなので長々とした文章になってしまいましたが、誰かの役に立てれば幸いです。
それでは。
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