勉強が嫌いじゃない人は大学院で詰みやすいって話

大学院で詰んでおります、サイトーです。

正直、サイトーは勉強がそこまで嫌いではありません。

学部の時のテスト前はしっかり勉強してそれなりの得点が取れるように対策しましたし、大学受験のときも底辺高校にしては割と頑張ったほうなのではないかと思います。(結局AOで終わりましたが)

そんな勉強が嫌いじゃない人は、大学院に進学すると大失敗して詰みやすいよって話をしたいと思います。

大学院に進学しようか迷っている方のヒントになれば幸いです。

結論は大学院は適度に手を抜ける人が良いよって話です。

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真面目な人は失敗しがち

勉強が嫌いじゃない人って基本的にすげぇ真面目だと思うんですよ。

自分で言うのもなんですが、サイトーは真面目に黙々と頑張るタイプです。

そういうタイプが研究をすると、全部の問題点を洗い出して対策を立てようとしてしまいがちです。

特に顕著なのが実験系の研究室ですが、ぶっちゃけやってみないと分からないことが多いのでやらないと研究が進まないという状況が存在します。

そんな状況でも実験せずに環境をあーでもないこーでもないと調べていると、最終的に時間が足らずに詰みます。

また、研究を進めていくとどうしても分からないことや矛盾することが出てくるんですが、クソ真面目な人だと自力のみでどうにかしようとしてしまうんです。

絶対どうにもならないのに。

そこで真面目が故に先生や先輩を頼れないというのも詰みポイントです。

先生に相談した結果として別の方向にシフトするなら良いのですが、自分で「この方向では無理だから方針転換しよう」と思って研究を進めると先生からバチバチに怒られると思います。

第三者から見たら「勝手に違う研究してる人」ですからね。

真面目が故にそういう事態にもなってしまうんです。

サイトーの体感では、適度に手を抜ける人が一番成功しますね。

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大学院でやることは研究です

大学院でやることは「勉強」じゃなくて、そこから更にワンステップ進んだ「研究」なので、勉強ばかりしていると結果が全く存在しないということがあり得ます。

確かに一切の予備知識無しで研究を進めることは出来ませんので、研究内容に関する勉強は必要です。

ですが、知識だけでも研究を進めることは出来ませんので、シミュレーション系ならプログラミング、実験系なら実験を行うことで研究を進めていく必要があります。

そこでギャップが生まれてしまうと、卒論や修論をまとめる時になってから苦しむ羽目になります。

アドバイザーとしてなら膨大な知識が役立つんでしょうが…

特に修士の場合は学会発表に行かされる機会があるでしょうから、そこでほとんど研究成果が無いということになりますと非常に苦しくなります。

更にそうなった人の性格が真面目だと、本人的には「頑張ったのに成果が出ない」という状態ですので、精神的にかなりキツイ状態になります。

最早サイトーの自己紹介みたいになってきました

研究に関する勉強を最低限やったら目に見える研究成果を作りに行くくらいが丁度いいのかもしれません。

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「取り敢えずやってみる」派の人は大学院に来てはいけない

前の章と矛盾するじゃないかと思うかもしれませんが、「取り敢えずやってみる」が通用するのは最初期だけです。

勉強って取り敢えずやろうって気持ちでやっても成果出ますよね?

でも研究は取り敢えずやっても成果には繋がらないんですよ。少なくとも、結果をまとめて卒論などの形にする時に詰みます。

それなりに研究のフェーズが進んでくると、実験の目的を明確化しなければいけません。

つまり、「気になるからやる」では理由にならなくなってしまうのです。

研究って知的好奇心に基づいてやるもんじゃないの?と思うかもしれませんが、現実はこんなもんです。

卒業(修了)するためには研究成果を卒業論文としてまとめなければならないので、それなりにストーリーに沿った成果が必要になります。

そこで「気になるからやりました」だけではストーリーも何も無いので、明確な目的の元で研究を進めなければならないという状態になっています。

もし、取り敢えずやってみようというノリで実験しているとマジで成果をまとめる時になって詰みます。

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まとめ

今回は勉強が嫌いじゃない人が大学院で詰みやすいというサイトーの考えについて解説しました。

個人的な主観でも、楽観的な人の方がストレスフリーで研究出来ている気がします。

結局クソ真面目クンは損しがちという結論ですので、困りそうだなーってくらいで先生とか先輩に相談するのがオススメです。

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