大学院生に送る集中力の高め方講座【ウィルパワーで解決】

集中力とは無縁の生活を送ってきました、サイトーです。

理系の人における「〇〇力」って定義できるものばっかりなんですが、集中力みたいに定義出来ない力って定義できないからこそ人によって違いがあってモヤモヤしますよね。

個人的には女子力とか最早「力」であってはならないと思うんですがいかがでしょうか?

そんなよく分からない集中力ですが、ほとんどの人によっては「集中を保つことが出来る時間の長さ」で集中力を考えていると思います。

しかし、集中を長時間している動物は食べられてしまうので、動物的本能として集中というものは長時間続かないようになっています。

ですので、今回は集中力の定義を「アウトプットの質or量」ということにします。

一見すると定義を変えている様に思えますが、実質的には変わりません。

イメージしてみると、集中力が高い人は仕事もバリバリできますよね?つまり、集中力の高さとアウトプットは比例するのです。

今回は、そのようなアウトプットにフォーカスして「集中力」を高めるために必要な知識について解説しています。

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集中力の高め方

集中力を高める方法としては以下の二通りがあります。

  • ウィルパワーを節約する
  • ウィルパワーの総量を増やす

ここでウィルパワーという単語が出てきました。

ウィルパワーってなんだ?

大多数の方がこのような疑問を抱くと思います。

ウィルパワーとは集中力の源になるものです。

ウィルパワーの総量は日によって変わる事は無く一定であるため、ウィルパワーを増やしたり、節約できるようになることが集中力を高めるための鍵になります。

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ウィルパワーはどこから来るの?

ウィルパワーは集中力の源って言うけど、どこから湧き出してるの?

ウィルパワーの源は前頭葉です。

つまり、集中のメカニズムとしては前頭葉が”ウィルパワー”を発揮することで集中ができる形になります。

ウィルパワーはスタミナと同じ様に限界値が存在しますが、時間が経てばスタミナ同様に回復するとされています。

そのため、集中力を高めるためにはウィルパワーを節約しつつ全体の量を増やす必要があることが分かります。

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ウィルパワーの節約方法は?

先程、集中力の源であるウィルパワーは前頭葉から出ているということを解説しました。

つまり、集中力を発揮している時は前頭葉がフル回転していることになります。

集中力を高めるためには前頭葉に頑張ってもらう必要があるが、先程も述べたようにウィルパワーにはスタミナと同じ様に限界値が存在するので、無尽蔵に使うことは出来ません。

そこで、ウィルパワーを節約する方法として習慣化があります。

習慣の行動は「頭を使わなくても体が覚えている」ような行動で、習慣の行動を行うときの脳は前頭葉ではなく小脳が主に働いています。

つまり、行動を習慣化することで前頭葉を休ませることができるので、ウィルパワーを節約することが出来るのです。

テニス選手はボールをラケットで打つ動作をわざわざ考えてやりませんよね?

打つ動作を考えないことによって節約したウィルパワーを戦術やメンタルコントロールに充てている

研究でもルーチン化出来る部分はありませんか?

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ウィルパワーの増やし方は?

ウィルパワーは無尽蔵に使えないから節約しないといけないのは分かった。
でも仕事量は増える一方だから、ウィルパワー自体を増やしたい!

そんな方にはウィルパワーを増やすアプローチがオススメです。

ウィルパワーは”行動の筋トレ”をすることによって増やすことが出来ます。

行動の筋トレとは自分が無意識に行っている行動に気付いて改めることを言います。

例えば、実験中の姿勢を二週間正すように心がけるだけでも変わります。

このように自分の行動を客観視して正すと、セルフモニタリング効果によってウィルパワーが増大します。

これは自らに対するPDCAサイクルが回っていることに起因すると思います。

先程の「姿勢を正す」という心がけを例に取ると

  1. 「実験中には姿勢を正す」と決める(計画:Plan)
  2. 実際に実験中の姿勢を正しくする(行動:Do)
  3. 自分の姿勢を客観視してフィードバックする(確認:Check)
  4. 姿勢を修正する(改善:Action)

というようなループになります。

このように自らをチェックすることでウィルパワーを増やすことが出来るのです。

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まとめ

今回は集中力を高めたいという人に向けて、ウィルパワーという概念を紹介しました。

ウィルパワーという言葉を知らなかった人も多いのではないでしょうか?

サイトーもこの本を読むまでは、ウィルパワーという単語を聞いたことすらありませんでした。

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しかし、今では集中状態にすぐ入れるようになりました。

あなたもウィルパワーを操って、アウトプットを高めてみてはいかがでしょうか?

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