理系の学生について回る一大イベントが研究室配属ですよね。
そんな研究室配属ですが、選択を間違えてしまうと人生が一変する可能性すらあります。
ブラック企業という言葉を発端に様々なシチュエーションに対してブラックと称して過酷な環境を言ったりしますが、研究室にも同じようにブラックが存在します。
ブラック研究室では入った学生が精神的にも肉体的にもボロボロにされてしまいます。
そんな研究室に入って人生が良くなるとは思えないですよね?
今回はそんなブラック研究室に入らないための方法を伝えると共に、ブラック研究室に入ってしまった場合について書いていこうと思います。
結論から言うと、ブラック研究室に入らないためには事前に直接行って確認することをオススメします。
ブラック研究室の種類
ブラック研究室と一言で言っても、その実態は大きく分けて二つあります。
激務系ブラックと放置系ブラックです。
それぞれのブラック研究室については他の記事で解説しているので、詳細を知りたい方はぜひ読んでみてください!
激務系ブラックについて知りたい方はコチラから
放置系ブラックについて知りたい方はコチラから
ブラック研究室を見分ける方法
ブラック研究室はほとんどの場合で外部から見分けることはできません。
なぜなら、研究室がブラック認定されると学生が入ってこなくなるので教授側がそれを感じさせないようにするからです。
もし、その研究室を運営している先生に直接聞いてもブラックじゃないよと言われておしまいです。
そのため、ブラック研究室の実態は実際にその研究室に入った先輩から実際に聞くしかありません。
その可哀そうな先輩には人柱となっていただいて、自分の選択をより良いものにするようにしましょう。
部活やサークルの先輩でつながりがあるのならそのつながりを全力で利用させていただきましょう。
もし何も関係のない研究室に関する情報を得たいなら、その研究室を運営している先生に研究室見学させてくださいとメールを送ってアポイントを取りましょう。
確かにめんどくさいですし、かったるいですが、ブラックに入るよりマシと考えて頑張りましょう。
ここは気合と根性です。
人と会うのは不慣れで怖すぎて無理・・・
このような方は、夜に学生や先生の居室を見て明かりがついていないか確認しましょう。
夜に出歩く必要があり必ずしも精度が高いとは言えませんし、放置系ブラックだった場合は意味をなしませんが、多少マシな情報は得られるでしょう。
ちなみに、コアタイムが無い研究室の場合では単純に夜型の人がいるだけの可能性もあるので注意が必要です。
コアタイム有りで深夜に明かりがついている場合は・・・察しましょう。
それでも学会直前などのバタつく時期はどんな研究室にもあるのであくまで参考程度にするのがオススメです。
もしブラック研究室に入ってしまったらどうすればいい?
事前に下調べをしたにも関わらず、うまく隠されていたブラック研究室に入ってしまった場合はどのように対応すればいいのでしょうか?
オススメはさっさと就活をして学部卒で脱出することです。
それぞれのブラック研究室について解説した記事でも解説しているのですが、ブラック研究室に対処する方法はいくつかあります。
- 就活をして脱出する
- 大学院で別の研究室に進学する
- 先生をうまく付き合う方法を考える
大学院で別の研究室に進学する場合は院試から学部卒までの半年程度の期間、先生からストレス発散のターゲットとされる可能性が高まります。
また、先生とうまく付き合う方法を考える場合は恐らくうまくいかないのでリスクだけが大きい手法です。
基本的に大学院を出たような人は修士でも博士でも変わり者が多いです。
中でも大学教員になるほど研究に浸かった人は変わり具合が段違いになっている場合も多く、自分の思う「普通」では太刀打ちできない可能性が高いです。
そのため、ブラック研究室に入ってしまった場合にはさっさと就活をして脱出するのが一番合理的になるのです。
理系の就活についてはコチラの記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。
事前にしっかり下調べして少しでもマシな研究室を選ぼうってまとめ
今回はブラック研究室を見分ける方法について解説しました。
人によってブラックの定義が違うのでなんとも言えませんが、事前に研究室の学生と話したり先輩と話すことで情報を得られれば自分に合った研究室が選べるはずです。
これは就活にも必要なスキルなので、面倒なのは分かりますが頑張って情報を集めてみましょう!
それでは。
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