大学院生が世間知らずと言われる3つの理由と活用方法

大学院に進学するか迷うくらいなら就職したほうが良いよ派、サイトーです。

大学院生になってから分かったのですが、大学院って案外大学の外では認知度が低いってことが分かりました。

それだからなのか、インターネット界隈では大学院生に関してこんな意見を目にします。

大学院生って世間知らずな人が多そう・・・

大学院まで勉強していると、頭でっかちになって使えなさそう・・・

大学院卒の人材を採用出来たけどうまく活かせない・・・

正直、大学院生本人から見ても大学院生は世間知らずで使えないと思います。

ただ、大学院生が世間知らずで使えないと感じられるのにはのっぴきならない理由があるので、今回は大学院生が世間知らずと言われる理由について解説していきたいと思います。

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大学院生が世間知らずになる理由

大学院生は割と世間知らずです。

その様な状況になる理由としては以下の3つがあると思います。

  • 研究室という閉鎖的な環境
  • そもそも大学院まで行くのがレア(同学年のうち5%)
  • 比較的裕福な家庭が多い

研究室という閉鎖的な環境

大学院に進学するということは、基本的に全員研究室に所属することとなります。

この「研究室」というものが厄介でして、非常に閉鎖的な環境です。ある意味、一つの研究室は一つの小さな村社会のようなものになります。

研究で忙しく、まとまった時間を取ることが出来ない大学院生は研究室の外部との交流がものすごく制限されます。

結果として、研究室によっては結構変わった人が量産されるような状態になってしまっています。

そんなおかしい所なら変えればいいじゃん!

このように思う方もいるかもしれませんが、研究室では教授(or准教授、稀に助教授)が研究室におけるトップであり、卒業出来るかどうかの命運を握っているキーマンになります。

研究室の環境を学生側から働きかけて変えるということは、そのボスに反逆と取られる可能性があります。

そうして目をつけられた学生がその後の学生生活を安穏に過ごせるでしょうか・・・?

つまりはそういうことです。

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そもそも大学院まで行くのがレア

文部科学省の調査結果からみると、大学院には同学年のうち5.5%しか進学しないことが分かっています。

この割合は、22歳が20人集まってやっと1人が進学するという割合です。

これ結構レアリティ高くないですか?

大多数の人が行かないような所に敢えて行くような人が世間を知っているはずが無いですよね。

かくいうサイトーも今まで「変わった人」認定を何回も貰ってきました。

周囲を見ても、大学院まで進学した友人は基本的に何かしらのクセがあることが多いです。

尖った人材ならたっぷり居るのが大学院です。

比較的裕福な家庭が多い

サイトーは大学院まで進学させてもらえる環境ということで、周囲には恵まれている方であると自負しています。

しかし、その恵まれている方であるサイトーよりも更に恵まれた環境にいる人が大学院には非常に多く居ます

仕送りだけで生活出来る程度の金額が送られていたり、車を買ってもらえていたりと例を挙げればキリがありません。

そんな裕福な環境で育った人たちがサイトーのような一般庶民と話が合うことが普通であるとは思えません。

車もバイクも自費で必死に維持してきたサイトーとしては、車を買ってもらえるなんてものすごく羨ましいです。

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大学院生の活用方法

そんな世間知らずの大学院生ですが、なんだかんだ言ってみんな基本的に優秀です。

大学院での研究を通じて大学院生は以下のような能力が身につきます。

  • 物事が詰まった時に突破する力
  • 目標達成に向けて周囲の人を巻き込む力
  • 効率化や自動化を考える力
  • 広汎なニーズを掴む力
  • 問題解決に向けて必要な情報を見つける力

これは研究を進めていくにつれて嫌でも身に付く力です。

そのため、大学院生を活用しようとしたら、これらの能力が必要になる仕事を割り振ってあげるようにしましょう。

もしルーチンワークのように工夫のしようがない仕事を割り振っても、大学院生の能力を発揮することは出来ません。

それなので、大学院生を活用しようと思ったら能力を活用できるような仕事や裁量をあげると喜んでくれるのではないでしょうか。

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まとめ

大学院生は使えないと言われる理由と、使えるようにするためにはどうしたら良いかについて解説を行いました。

研究というものは一つの事柄について深くなる必要があるので、人材も自然と一つの物事に特化して尖った人になりやすいです。

しかし、研究の経験を積むことによって色々な能力を付けることが出来るので、大学院生の活用方法に悩んでいる方は、大学院生の能力から考えるアプローチで仕事内容を振ってあげてはいかがでしょうか?

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