大学院生は頭が良いとは限らないただ一つの理由

大学院生のイメージは基本幻想、サイトーです。

サイトーの周囲の人に大学院生のイメージを聞くと「頭良さそう」と「世間知らずそう」という答えが大半です。

最近では理系が恋に落ちたので証明してみたという漫画がアニメ化されたり実写化されたりして何かと話題ですが、やっぱり現実離れしているように感じます。(あまりまともに見てませんが)

そんなベールに包まれた大学院生は、実際の所頭があまり良くない可能性があるのです。

今回は、そんな謎だらけな大学院生のうち、ポンコツが紛れ込んでしまうのかについて解説していきたいと思います。

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大学院生は全員頭がいいと断言できない理由

大学院生が全員頭がいいと断言できない理由は、学部入試のときと比較してポンコツでも入学試験をパス出来る可能性が高いからです。

大学院の入試問題というものは過去問とほとんど変わらないことが多いので、初見こそ難しく感じますがやり方さえ分かれば作業ゲーと化します。

学部の二次試験でも過去問は有用でしたが、大学院ではそれに輪をかけて有用性が増しています。

なぜ大学院の入試問題が過去問とほとんど変わらないのかというと、以下の2つの理由が大きいです。

  • 問題ミスのリスクが高いから
  • 自分の大学の学生が落ちるとめんどくさいから

大学院というところは非常に専門性が高いです。

そのため、試験問題に関しては専門家しか作問できませんから教授が作成します。

しかし、専門家しか作問できないということは即ち指摘できる人間がほとんど居ないということを意味します。(大学院生にテストで解かせるのもアリだけど問題流出の危険が・・・)

つまり、大学院入試においては新しい問題を出すと問題ミスが起こる可能性が非常に高いという状況なのです。

その問題ミスを乗り越えたとしても、傾向が変わったことで恐らく問題を解けなくなる学生が続出します。

もしそれで他の研究室の学生が入試に落ちていたら教授陣での人間関係も結構めんどくさいことになります。

その様な背景があるため、大学院入試の試験問題は過去問を踏襲したものばかりになって、ポンコツでも作業ゲー化できるまで過去問を解けばそれなりに点数が取れてしまうのです。

結果として、大学院生だからといって頭が良い人物ばかりだとは言えない状況となっています。

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まとめ

今回は、大学院生についている「頭がいい」という幻想を打ち消すための記事でした。

大学院入試の試験問題が本当に作業ゲーになるのかどうか確かめたい人は、是非適当な大学院の過去問題を落として解いてみて下さい。

初見では流石に解けないでしょうが、有名な大学院だと答えや解説が充実していますので、それを見ながら復習すると自然と解けるようになっていると思います。

その手間がめんどくさいから進学しないって意見はド正論で何も言えなくなるのでやめてください。

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