学生であれば誰しもブラック研究室はできるだけ避けたいですよね。
でも実際は一定数の学生がブラック研究室に入ってしまいます。
研究室がブラックでもアカハラ相談室みたいなところに相談してみれば良いじゃないか!
このように考える人もいるかもしれません。
しかし、この考えはブラック研究室素人です。
今回はそんなブラックな環境下でも学生が外部に相談できない理由について解説していきたいと思います。
結論から言うと、教授に権力が集中しているために学生は声を上げることができなくなっています。
学生がブラック研究室の現状を相談できない理由は教授に権力が集中しているから!
タイトルにもある通り、ブラック研究室に配属された学生が声を上げることができない理由は、教授に権力が集中しているからです。
まず、研究室に配属された学生の最終目標は卒業して学位を取得することです。
そして、その卒業判定や学位認定は自分の担当教員である教授が最初に判定します。
そのため、自分の担当である教授から悪い印象を持たれてしまうとただでさえ悪い環境が更に悪化してしまう可能性があります。
ここで、声を上げることで自分の担当である教授がクビになったとしましょう。
その後に卒業判定や学位認定をするのは誰でしょう?
最終的には誰かがやってくれるのでしょうが、それまでの間は研究室の学生が全員宙に浮くことになります。
その宙に浮く瞬間が卒業直前だったらどうでしょう?
勝手に卒業させることは不可能なので「とりあえずそのまま」となって留年する可能性があります。
そんなことになるくらいなら甘んじて受け入れた方が楽だな・・・
このように学生はあきらめるほか無いのです。
相談室の教授がブラックだったパターン
私が通っていた大学のある学科では、アカハラ相談室の責任者となっていた教授の研究室がとんでもないブラックでした。
そしてその教授はその学科の必修科目を持っており、その授業でもブラックさを遺憾なく発揮していたようです。
この例は珍しいにしても、大学ではブラック環境がゴロゴロしています。
結局のところ、教授の人たちはそのようなブラック環境が「当たり前」とされる環境で育ってきたことがブラックの原因となっています。
当の本人たちからすれば「当たり前のこと」をしているだけなので、全く悪気なく学生をつぶしてしまいます。
有効な対策は事前に調べて避けるしかない
ブラック研究室を避けるためには事前に調べるしかありません。
自分の人生が掛かっているものなので、全力で調べましょう。
研究室がブラックかどうかの調べ方についてはコチラで紹介していますので、ぜひ読んでみてください!
研究室選びは重要ってまとめ
今回は研究室がブラックでも学生が声を上げることができない理由について解説しました。
自分が志望している研究室は事前に調べてヤバくないかを徹底的に検証しましょう。
研究室選びは自分の人生を左右します。
それなので、自分はどうにかこうにかブラック研究室を避けられるようにするのがオススメです。
それでは。
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