ロジハラの何が悪いのか?そもそもロジックハラスメントとは?ロジハラをしないためには?解説します!

近年、ハラスメントの種類がものすごい勢いで増えていますよね。

あまりに勢いよく増えるので、たまにあまり知らないハラスメントが出てきて面食らうこともしばしば・・・

中でも最近よく話題に上がるのがロジハラと略されるロジックハラスメントです。

主流なのはロジックハラスメントですが、他にもロジカルハラスメントと呼ばれており、略は同じであることからどちらでも通じると考えられます。

(ロジックハラスメントの検索件数:27.7万件、ロジカルハラスメントの検索件数:13.8万件)

ロジハラの存在を認めない人がいたり、実際に受けた被害を告発する人がいたりとロジハラは賛否両論が巻き起こっています。

今回はそのロジハラについての解説と、そもそもロジハラが悪いとされる理由について解説していきます。

結論から言うと、ロジハラは極端な正論で相手を追い詰める行為で、ロジハラが悪い理由は追い詰めたところで何も意味がないからです。

それでは解説していきます。

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ロジハラとは一体何なのか?

この話題によく上がるロジハラですが、そもそもロジハラというのは何なのでしょうか?

ロジハラとはロジックハラスメント(ロジカルハラスメント)の略で、正論を振りかざして相手を追い詰めるハラスメント

ヤフーニュース

ヤフーニュースの記事ではこのように解説されています。

このヤフーニュースのコメントでは多くの意見が投稿されていましたが、基本的には「論理的なことが問題なのではなく議論にならず一方的に糾弾することが悪いのだ」という考えがベースにあるように感じました。

個人的には完全にその考えに同意です。

しかし、実際にはなぜロジハラが悪いとされているのか分からないという人もいます。

それではなぜ正論を言っているだけなのにロジハラとされて、悪いことと言われてしまうのかについて解説していきます。

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ロジハラが悪いとされる理由

ロジハラが悪い理由は単純に人が傷つくからです。

意味もなく人を傷つける行為が悪くないわけありませんよね?

しかし、人によってはこのような意見が出ることでしょう。

なんで正論を言うだけで傷つくんだ?

これは正論のみによる論理展開は相手の逃げ場を無くす行為だからです。

ロジハラが起こりやすいシチュエーションとしてはミスや誤りといった不備を直す時があります。

このようなシチュエーションにおいて本来やるべきことは「そのミスを二度と起こさないための解決策を考えること」であり、「ミスした人を問い詰めること」ではないはずです。

しかし、まれに「解決策を考えるためには原因を突き止めないと!」と張り切ってしまい、ミスした人に対して詰問をしてしまう人がいます。

考え方は合っているのにアプローチが間違っているんですね。

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ロジハラと言われないために必要な考え方

ロジハラによって人を傷つけるような人にならないためにはどのような点に気を付ければ良いのでしょうか?

それは以下の三つです。

  • 考え方を共有すること
  • 絶対的な正解があるとは限らないことを自覚すること
  • 人やシチュエーションによって対応を変えないこと

考え方を共有すること

自分の指導方針も含めて、自分の考えを自分の考えとしてすぐ分かるようにして相手と共有することがハラスメント防止の第一歩です。

同じ発言でも、背景にどんな考えがあるのかを知っているのと知らないのでは感じ方に雲泥の差が生まれます。

すらっとしている人
すらっとしている人

人間って弱い生き物だよね・・・

ゴリマッチョな人
ゴリマッチョな人

人間って弱い生き物だよね・・・

同じ人の発言なのですが、比べるとどうでしょう?受ける印象が変わりませんか?

このように見た目が違うだけでも印象が変わってしまうわけですから、言い方が変わればさらに大きく印象が変わることがイメージできると思います。

そのため、そのイメージのブレを小さくするために考え方を共有して不確定要素を消す必要があるわけです。

絶対的な正解があるとは限らないことを自覚すること

世の中の問題において絶対的な正解があることのほうが少ないです。

自分の中に正解と思われるものがあったとしても、ほかのアイデアの方が優れていたということは考えられる話です。

そのため、自らの考えにこだわりすぎずに柔軟に考えることがロジハラと言われないためのコツです。

もし自分の考えと異なる意見が出たとしても、その意見には他にはないメリットが何かしらあるはずです。

短絡的にダメ!と却下するのではなく、一度理由や訳を聞いてみることをオススメします。

絶対的な正解が存在するとは限らないことを意識することで、異なる意見に対して対処できるようにしましょう。

人やシチュエーションによって対応を変えないこと

会話の相手や状況によってむやみに対応を変えないこともロジハラをしないための重要事項です。

相手側から見ると、状況によって対応が変わる状態は悪夢といえます。

前は普通に対応されたのに今回はやたら怒られた・・・なんて経験をしたら同じ人に話しかけたくなくなりますよね?

たとえ言っている内容自体は変わらなかったとしても、常に冷静になって淡々と対応するようにしましょう。

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ロジハラに限らず人の嫌がることはしないようにしようねってまとめ

今回はロジハラに関する内容を記事にしました。

最近、多種多様になってきたハラスメント行為ですが、基本的に「相手が嫌がること」がハラスメントとなります。

相手を上司や部下だとか、上や下だと考えず、一人の人間として尊重することでハラスメント行為は防げるはずです。

ロジハラに限らず、相手を尊重した対応をしましょう。

それでは。

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