就活で面接をすると毎回高校のことを聞かれるのでめんどくさいです、サイトーです。
底辺高校に通っている学生の中には、大学受験で人生を逆転したいと考えている人もいるでしょう。
周囲のレベルの低さに気付いたり、学校外の人からの評価を知ったりして自分が割とボトム層に居ることを痛感させられる出来事があると、結構奮起することがあるみたいです。
サイトーは学校名言った瞬間に「あっ…(「聞いちゃダメなこと聞いちゃった」みたいな表情)」ってされたことがきっかけで奮起したタイプです。
まぁキッカケは何であれ、大学受験を頑張って国公立大学に進学しようと考えているボトム層の学生向けに私サイトーがどのようなプロセスを踏んできたのかについてシェアすると共に、アドバイスをしたいと思います。
サイトーの高校について
サイトーの高校は県統一の模試における偏差値が32でした。
「県統一」って言っているくらいなので分かるかもしれませんが、都市部みたいにトップ高校に頭脳派が集中するからボトム層の偏差値が下がるって訳じゃなくて、単純にバカばっかだったから偏差値が32だったのです。
この「偏差値32」という数値はどれくらいのものなのか分かりにくいので、端的に申し上げると「下位3%」です。
「偏差値32=下位3%」です。
因みに大学受験でよく言われる「Fランク大学」は偏差値35以下が目安とされていますので、Fランク以下と言える状態ですね。
そんな状態の高校からでも国立大に進学できるんですから、日本も案外悪くないですよね。
逆転を目指す君がするべきこと
逆転して国公立大学に進学してやろうと考えている学生の方はまず以下のことをしましょう。
- 塾などの「大学受験用の勉強」ができる所に入る
- AO入試や推薦入試を狙う
- 学校の先生を味方につける(少なくとも敵にはしない)
- バイトを辞める
それぞれについて解説していきます。
塾などの「大学受験用の勉強」ができる所に入る
学校の授業を頑張れば受験に合格できるのは進学校の普通科(or理数科or進学関係の学科)の学生だけです。
底辺高校のカリキュラムは大学受験を考えたものでは無く、高校を簡単に卒業させるためだけのカリキュラムです。
当然ながら、高校を簡単に卒業するためのカリキュラムですからセンター試験の対策になるような科目なんてありませんし、文系だろうが理系だろうが社会も理科も(多分)1科目です。
まぁサイトーの高校には文理選択なんて無かったんですがね。
つまり、あなたは大学受験用の勉強が出来る環境を手に入れることが急務な状態です。
塾でも家庭教師でも何でもいいので、大学受験を見据えた勉強が出来る環境を手に入れましょう。
独学は基本的に止めておきましょう。
数学の独学はハードルが異常に高いので、私立文系を狙うわけでもなければ誰かに教えてもらうことをオススメします。
AO入試や推薦入試を狙う
色々な意見がありますが、サイトーはAO入試や推薦入試は一般入試よりも簡単だと断言します。
サイトーもAOで入学しましたが、やっぱりセンター試験+一般入試の二次試験とAOや推薦の科目数は重さが圧倒的に違います。
ですので、学校では評定を下げないように振る舞いましょう。
AOや推薦は、足切りとして評定平均や校長先生からの推薦状が必要となるケースが多いです。
スポーツ推薦は別として、普通のAOや推薦を受験するならば評定平均は出来るだけA評定(平均4.3以上/5段階評価)を狙うに越したことはないでしょう。
もし底辺高校ですらA評定が取れないような成績では、一般的な大学も厳しい受験となるでしょう。厳しいようですが、諦めて指定校推薦や高卒就職に切り替えることをオススメします。
学校の先生を味方につける
学校の先生は基本的に大学受験と教員採用試験を潜り抜けてきているので、少なくとも大学受験に関しては頼れる存在です。
また、評定との関係もありますので学校の先生を味方につけられるような動きをしましょう。
サイトーの場合は数学の先生が異常に応援してくれて、授業中にサイトーだけ指されずに卒業してしまいました。
一応指されそうな時は準備していただけにちょっとモヤモヤが残りましたが、先生を味方につけておくとこのような思いがけないメリットがあったりするものです。
少なくとも、敵にはしないことです。
もしも学校の先生が敵になった場合、内職がやりにくくなったり成績評価が辛くなったりする可能性があります。
ですので、学校の先生を敵に回すような動きをするのはできるだけ避けましょう。
バイトを辞める
サイトーは3年生の夏まで辞められませんでしたが、できればバイトは辞めた方がいいです。
単純に勉強に費やすことができる時間が増えますので、バイトよりも勉強を優先しましょう。
家庭の事情でバイトをする必要がある学生さんは、家から近いバイト先にしたり時給の高いバイト先にして少しでもバイトに割かないといけない時間を減らせるようにしましょう。
逆転を目指す君がしてはいけないこと
大学受験で逆転を目指す学生の方は以下のことをやらない方がいいです。
- 周りの意見(特に否定的な意見)を聞くこと
- 底辺高校での生活を充実させようとすること
それぞれについて解説していきます。
周りの意見(特に否定的な意見)を聞くこと
大学受験で逆転合格したいという願いは大学受験を志すものなら誰もが思うことです。
ですが、大抵の人がそのまま特に死ぬ気の努力もせず失敗しているので「お前にはどうせ無理だよ」というような事を言ってきます。
そんな意見は無視しましょう。
その「アドバイス」をくれた人はあなたの人生において何の責任も取ってはくれません。
失敗したら「やっぱりな」、成功したら「頑張ったんだね」か「ふーん」程度のリアクションを取っておしまいでしょう。
それならば聞く必要はありません。
少なくとも何もしないのに合格することは100%あり得ないので、そこからの行動をどうするかはあなた次第です。
底辺高校での生活を充実させようとすること
高校生活を楽しみながら大学受験でそれなりの結果を残せるのは進学校の学生だけです。
もしも「高校生活楽しい~♪」と感じているのであれば、大学受験か高校生活のどちらかを捨てる必要があります。
進学校の学生は大学受験までの18年間に渡って勉強に心血を注いでいるんです。
その他人が18年間積み上げてきたものを3年間で取り返そうとしているのに、高校生活を敢えて自分から充実させようとして大学受験も成功するのは根っからの天才だけです。
もしも自分が「俺は勉強の天才だ!」と思うのならば止めはしませんし、文化祭などのイベントに参加して普通に楽しむ分には良いでしょうが、イベントの実行委員会を買って出るとかし始めたら多分落ちます。
18年間積み上げてきた者同士の戦いに乱入するんですから、それなりの覚悟が必要です。
まとめ
今回は、底辺高校から国公立大学に合格するためにどのようなことをしたら良いのかについて解説しました。
合格する可能性としてはほぼ無理と言える程度には高い難易度ですが、合格を信じて努力し続けることが出来る人だけが合格できます。
逆転合格を考えている方の糧になれれば幸甚です。
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