一昔前のラノベがマイブームです、サイトーです。
現代文の勉強って難しいですよね。
汎用性のある解き方を教えようとはしてくれていますが、他の教科と違って現代文は基礎を応用すれば解けるとは限らないので、どうしても網羅的になってしまいます。
網羅的に教えようとすると量がとんでもないことになってしまいますので、結局中途半端になりがちです。
読み方のコツが自分の中で出来上がれば安定して得点できるんですが、それを文章に落とし込むのが難しいところです。
そんな現代文ですが、サイトーは模試やテストの前にはラノベを読んで勉強(?)していました。
それ以外には特に対策していませんでしたが、センター本番の現代文でも8割取れたので割と有効な方法だと信じています。
今回は、現代文の勉強方法としてラノベを読んで現代文の点数を上げられる理由について解説していきたいと思います。
ラノベとは?
ラノベって何?小説っぽいけど普通の小説と何か違うの?
このように思う方も多いと思います。
ラノベとは「ライトノベル」の略で、以下ウィキペディアから引用です。
ライトノベルは、日本で生まれた言葉で、娯楽小説のジャンルの1つ。英単語のlightとnovelを組み合わせた和製英語。略語としてはラノベ。
ウィキペディアより
別に普通の小説となんら変わらないものではありますが、ラノベでは挿絵がアニメ調な点が大きく異なる点かと思います。
そこまで内容が込み入ったものではないことが多いので、気軽に読めるという意味でライトな小説(ノベル)でライトノベルなんて言われていますが、定義は曖昧です。
ですが、今や本屋で「ライトノベル」はジャンルの一つとして確立されていることがほとんどだと思うので、そこまで深く考えなくても大丈夫だと思います。
街のそれなりに大きな本屋さんに行って「ライトノベルはどこにありますか?」と聞けば案内してくれることでしょう。
ラノベで国語の点数が伸びる理由は?
そんな定義すら曖昧なラノベですが、なぜラノベを読めば現代文の点数を向上させることができるのでしょうか。
その理由としてサイトーが考えているのが以下の三点です。
- 文字に慣れる
- 金銭的に手を出しやすい
- 自分が作ったイメージの答え合わせが出来る
文字に慣れる
ラノベは小説ですが、内容が比較的シンプルです。
難解な推理小説みたいに伏線だらけということは無いので、ヌルっと読み進めることが出来ます。
それなのにページ数は300ページあることがザラなので、しっかりと文を浴びることが出来るのも大きいですね。
読みやすい内容、文体でそれなりの内容量を読み続けると文字(活字)に慣れてきます。
スマートフォンで活字に触れる機会は多いとは思いますが、実際にテストで文章を読む時は紙媒体なので、多少の違いが存在します。
ですので、紙媒体から文章を取り込む経験値というものが重要となってきます。
その点、ラノベであれば基本的に文庫なので紙媒体ですし、文量も十分あることから、紙媒体から文章を取り込んで情報を抽出する訓練としては最適であると考えます。
金銭的に手を出しやすい
ラノベは600円程度から販売されており、そこまで高くありません。
そこら辺のビジネス書のほうがよっぽど高いです。
また、ブックオフのような中古書店に行けば更に安く手に入れることが出来ます。
安ければ一冊100円(+税)程度で手に入れられるので、懐が寒々しくても比較的手が出しやすいのではないかと思います。
もし自分に合わない内容であっても、「数百円ならまぁ勉強代か」と思ってそこまでダメージにならないのも大きいですね。
ビジネス書なんて一冊で1000円しないものを見つけるほうが難しいレベルの価格帯なので、手の出しやすさでいうとラノベに軍配が挙がります。
自分が作ったイメージの答え合わせができる
サイトーが考えるラノベにおける一番のメリットがこれです。
ラノベの特徴として挿絵がほぼ確実に入っていることが挙げられます。
しかも他の小説よりも遥かに多い量の挿絵が入っています。
その挿絵は文章中における一場面を切り取って絵に落とし込んでいるので、その文章を読んで得られるシチュエーションの正解が書かれていることと同じになります。
それぞれのキャラクターがどうやって動いていて、結果としてどのような位置に立っているのかをイメージしながらラノベを読むことによって、シチュエーションの答え合わせが出来るようになります。
つまり、ラノベは読むだけで国語の問題を解いているのと同じ状態を作り出すことが出来る最強の教材なのです。
まとめ
今回はサイトーが使っていた現代文の勉強法について書いてみました。
ぶっちゃけラノベじゃなくても、シチュエーションをイメージしながら読み進めることが出来るものなら何でも良いんですが、挿絵で答え合わせが出来るのでサイトーはラノベを使っていました。
他の種類の本だと挿絵でシチュエーションの答え合わせが出来るものが減りますが、自分が読みやすいと思うものなら何でも良いです。
勉強の息抜きに読書をして勉強してみませんか?
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