院試に落ちたらすぐ就活が圧倒的にオススメな件【大学院入試】

就活頑張ってます、サイトーです。

大学院入試(以下、院試)も今までの入試同様に、志願者数が入学定員を超えたら不合格になる人が出てきます。

不幸にもその不合格者に自分がなってしまった時というものは非常に大きなショックを受けると思います。

また、まだ不合格者となった訳ではないけど、院試に落ちた場合はどんな選択肢があるのだろうと不安になる人もいると思います。

そのような人たちに向けて、今回は院試に不合格となってしまった人が取れる選択肢と、オススメの選択肢について解説していきます。

結論から言うと、院試に不合格だった場合はすぐに就活を始めるのが圧倒的にオススメです。

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院試に落ちた人の動き

院試に不合格だった人が取れる選択肢としては大きく分けて以下の三つがあります。

  1. そのまま就活して就職
  2. 浪人して再受験
  3. 卒業して就職浪人

他大学の大学院を受験する方法もありますが、対策をしっかりしていない状態で受験しても受かりにくいと思いますので、今回は割愛します。

就活の場合【オススメ!】

メリット

院試で不合格だと分かった時から就活を始める場合は、自らのキャリアに空白期間が出来ない点がメリットとして挙げられます。

浪人のような経験をすることも非常に貴重な体験であると思いますが、企業に就職することを考えた場合、空白期間の存在は説明が必要となることが多いです。

その点、そのまま就活を始めれば普通に卒業する予定だった学生と変わりませんから、一般的な対策が有効になりますし、生涯年収も下がりません

また、就活には秋採用というものがありまして、院試で不合格だった人や大会終わりの体育会系をメインターゲットとした採用枠が取られていることがあります。

秋採用というまとまった枠があるのですから、それを狙って就活に動くというのが一番お手頃だと思います。

デメリット

就活に切り替えた場合のデメリットとしては、卒業研究を進めながらの就活はハードであることがデメリットとして挙げられます。

院試前も勉強をしながら卒業研究を進めてきたとは思いますが、院試後の期間は卒業研究の成果をまとめに掛かる時期でもあります。

そのため、卒業研究に対して求められるパフォーマンスのハードルが上がった状態になります。

そんな状態で更に新しいタスクである就活をするとなると、かなりのハードワークが予想されるでしょう。

ただ、このデメリットに対しては外部の人の手を借りることで対応が可能です。

最近ではOfferBoxのように企業側からアプローチをしてもらうサービスや、キャリアチケットのように就活のエージェントが付いて就活に関する相談や企業の紹介をしてもらえるサービスなど、忙しい学生に向けた就活サービスが充実してきています。

そのため、就活の開始時期が遅れたことによるデメリットは他の選択肢のデメリットよりも小さいと言えるのではないでしょうか。

就活を片手間にでも進めようとしている方は「理系大学生の就活は忙しいからオススメなのは新卒就活サービス使って楽することって話」から就活について知っておきましょう!

浪人の場合

メリット

浪人して再受験をする場合は、今までの勉強が無駄にならないことがメリットです。

せっかく苦労して積み上げてきた知識や情報を無駄にすることなく、強くてニューゲーム状態で受験できるので、合格した暁には今までの苦労が報われることでしょう。

デメリット

大学院浪人をした場合のデメリットとしては、再受験に伴って一年間という大きな時間を費やしてしまうことがデメリットとなります。

大学院では秋入学も一般的なので、卒業した年度の10月に入学してストレート進学者の半年遅れで入学することも可能ですが、日本での就職を考えている方のほとんどは卒業を半年伸ばして3月に卒業する方が多いので、結局一年間費やすことには変わりません。

そして、この一年間を費やすと新卒一年目の給料ではなく、定年直前の60歳における給料が生涯年収から減ってしまうことに注意しなければなりません。

また、浪人したからと言って合格するとは限らない点もデメリットとして挙げられるでしょう。

メリットの解説では強くてニューゲーム状態と言いましたが、それでも他の学生に必ず勝てるという訳ではありません。

圧倒的に有利な状態ではありますが、合格が保証されている訳ではないため、非常に不安定な身分となります。

大学受験では浪人生も珍しくないので塾などの対策が打てますが、大学院受験ではそもそもの受験生が少ないので基本的に全て自力でやる必要があります。

このようにバックアップ体制が整っていないのも、浪人のデメリットと言えるでしょう。

就活浪人の場合

メリット

就活浪人とは、希望の就職を叶えるために一年間(または複数年)浪人することで、通常の浪人では希望の学校に合格することがゴールですが、就活浪人では希望の企業から内定を貰うことがゴールになる点が大きくことなります。

そんな就活浪人をする場合は、学費が掛からないことがメリットとなります。

就活をする時には大学を卒業間際or既に卒業しているため、就活浪人の一年間で学費を払う必要がありません。

金銭的には留年と比較して現実的な選択肢に見えるかもしれません。

デメリット

就活浪人をする場合のデメリットとしては、学費を払う必要が無い期間は無職となり出遅れるというデメリットが存在するだけでなく、そうやって就職の時期をズラすことによって、就活の時期と卒論がピークになる時期が被る可能性があることもデメリットとなります。

ルール上就活は卒業の一年前からスタートすることになっていますが、実際にはそれよりも前からスタートしていることが多いです。

例として、2020年の3月に卒業する予定の学生の就職活動は2019年3月からということになっていますが、実際の所はそれよりも前から企業側も学生側も動いていることが多いですよね。

就活浪人をする場合に着々と準備をしようとすると、夏インターンは実験概要の理解や文献調査とバッティングし、冬インターンは卒業論文を仕上げる時期とバッティングするので、効率的な動きをすることが求められます。

院試の結果が不合格だと分かった時から秋採用に向けて動く人と同様に、 OfferBoxキャリアチケットなどの学業で忙しい人に向けた就活サービスを利用すれば両立は可能でしょう。

しかし、一年間出遅れるデメリットが存在する以上、秋採用に向けて動いたほうがダメージを少なく出来るのではないかと思います。

もちろん、就職希望の企業が明確に存在していてその企業の新卒採用が締め切られていたのであれば来年もう一度トライするしか無いので、就活サービスを利用して賢く就活を進めるのがオススメです。

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まとめ

今回は、大学院入試で残念ながら不合格となってしまった場合の動きはすぐに就活がオススメだよって話をしました。

近年、新卒の就活では様々なサービスが登場していますが、法律的に学生からお金を取ることが出来ないので、大抵の就活サービスは無料で使えます。

今回紹介したOfferBoxキャリアチケットも無料で使うことが出来るサービスですので、「登録だけしておいて良さげな企業があったら受けてみる」くらいの気持ちでも一度登録しておくことをオススメします。

それでは。

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