新幹線はたまにしか乗れません、サイトーです。
久しぶりに新幹線に乗ったら新幹線にもフリーWi-Fiが配備されているじゃありませんか!
でもフリーWi-Fiって速度や安定感が結構重要ですよね?
今回は新幹線に乗って実際に計測してみた結果をシェアしてみたいと思います。
結論としては、通信は安定しているが速度は微妙なので用途は限られるって感じです。
新幹線フリーWi-Fiを使える条件
新幹線フリーWi-Fiはすべての新幹線で使えるという訳ではありません。
新幹線フリーWi-Fiを使える条件はこのようになっています。
- 車内にWi-Fiが使えるステッカーが貼られていること
- SNSによる認証かまたはメールアドレスの登録を行うこと
Wi-Fiが使えることが分かるステッカーはこんな感じで貼られています。
例えば東海道新幹線ではN700AかN700系にしかステッカーが貼られていないので、500系では使うことが出来ません。
500系はこだまのみの運用なのでひかりやのぞみしか使わないという人には関係ありませんが、ぷらっとこだまなどを使ったときに使えない可能性がありますので、注意してください。
SNS認証かメールアドレスの登録は他のフリーWi-Fiでも必要なことが多いので、フリーWi-Fiを使い慣れている人にとってはそこまでハードルにはならなさそうですね。
また、新幹線フリーWi-Fiは暗号化されていないため、重要度の高い機密情報を取り扱う場合は接続しないようにしましょう。
サイトーは特にそういう重要情報は持っていないので、嬉々として接続しました。
速度測定
速度測定は土曜日の11時前に行いました。
殆ど席が埋まっていたので、回線の混雑状況としては結構ハードな条件だったと思います。
また、トンネルは入っていませんので、トンネル内でも使えるの?という質問に対する答えにはなりません。トンネル内では使えません。
フリーWi-Fiの下り速度
新幹線のフリーWi-Fiの上り速度は最大で1.25Mbps、平均で664.68kbpsとなりました。
決して速いとは言えませんね…
動画視聴は絶望的でしょう。
ただ、通常よりも時間は掛かりますが、通信は安定しているためウェブサイトの閲覧程度なら普通にできます。
フリーWi-Fiの上り速度
新幹線のフリーWi-Fiの上り速度は平均で149.17kbpsとなりました。
画像のアップロード程度ならどうにかなるくらいの速度ですので、動画のアップロードをしようとしている方は諦めましょう。
実際にウェブサイトを見る時に重要なのは下り(ダウンロード)の速度なので、基本的に上りの速度はクラウドなどのデータシェアサービスを使っている人にしか関係がありません。
もし、他のWi-Fiとの通信速度を比較する場合には同じ方向で比べるようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、新幹線のフリーWi-Fiの速度を測定してみた結果についてシェアしてみました。
快適にサクサクとウェブブラウジングできるという速度ではありませんでしたが、この記事を書く程度なら特にストレスなくできました。
ただ、速度測定を行った結果から考えると動画視聴などの大きなデータをやりとりする操作は難しいでしょう。
ですので、ニュースサイトを見たりツイッターのTLを流し読みする程度の用途で抑えておきましょう。
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