学会発表はちゃんと大嫌いです、サイトーです。
学会発表や卒論、修論発表では、大衆とまでは言わなくても十数人の専門家たちの前で発表することになるわけですから緊張しますよね?
また、そのようなアカデミックな発表じゃなくても会社でプレゼンしないといけない・・・というようなシチュエーションがあると思います。
そういう発表の機会は好きですか?
サイトーはちゃんと嫌いです。
でも、嫌いなりに上手くいなす方法を見つけたので、今回はその方法についてシェアしていきたいと思います。
発表が苦手な人の原因は?
発表が嫌いだったり苦手な人が本当に嫌なものは緊張じゃないですか?
サイトーは緊張するのがダメでした。
緊張する→空回りする→変なことを口走る→更に緊張する
このループをずっと繰り返していました。
むしろ、緊張で失敗した経験だけが積み重なるのでマイナスの学習がされてしまい、更に発表が苦手になってしまいました。
それでも現在では多少マシになって、学会発表でもそつなくこなせるようにはなってきました。
それは次のような考え方をできるようになったからです。
失敗しても死ぬわけじゃない
失敗しても死ぬわけじゃないって全員頭では分かっていると思います。
それでも、あえて「失敗しても死ぬわけじゃない」と声に出してみましょう。
現代の日本では、何か失敗したからといってすぐ殺されるようなことはありません。
会社で失敗しても始末書書いて誠心誠意謝れば許されるでしょう。
学会で失敗しても先生から慰められるだけでしょう。
やっぱり、何か失敗したからといって命を取られるなんてシチュエーションは思い浮かばないと思います。
ですが、何故か発表を目前にすると緊張してしまうんですよね。
ですので、「失敗しても死ぬわけじゃないんだし気楽に行こうや」と口に出して自分に語りかけてみて下さい。
割と明文化して口に出すと「そりゃ死にはせんわな」と思えてきて緊張がほぐれます。
詳しくは「発表会で緊張しない方法!周りを見下せ!」と「学会発表をすることになった!直前に緊張をほぐすには?オススメの方法3選」で解説しています。
適度な緊張は逆にメリット!
緊張は一般論として「悪いもの」として扱われていますが、適度な緊張はむしろパフォーマンスを向上させる効果があるとされています。
詳しくは「ヤーキーズ・ドットソンの法則」で調べると出てきます。
ウィキペディアから以下引用です。
ヤーキーズ・ドッドソンの法則(英: Yerkes-Dodson’s law)は、生理心理学の基本法則である。心理学者のロバート・ヤーキーズとJ.D.ドットソンがネズミを用いた実験で発見した。学習活動に対する動機づけは適切なレベルにあることが必要であるとする理論。
ウィキペディアより
ざっくり言うと、適度な緊張は味方だよってことです。
この法則で興味深い点としては、ある適切な強さの緊張よりも強すぎても弱すぎてもパフォーマンスが発揮できない点にあります。
つまり、緊張をコントロールできるようになれれば自分のパフォーマンスを最高の状態で保つことができるようになるということです。
まとめ:緊張とうまく付き合いましょう
今回は発表が苦手な人に対して、苦手に感じる原因が緊張であることと緊張に対する対処法について記事にしてみました。
誰しも慣れない舞台に立つ時は緊張するものです。
しかし、緊張に対して逃げ続けていても成長に繋げることは出来ません。
それなので、是非緊張すると感じている自分を成長させるためにも、緊張をコントロールできるようにして、緊張と上手く付き合えるようになりましょう。
そうすれば自分のパフォーマンスを向上させることが出来ますので、周囲からの評価も正当なものになるでしょう。
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