ポスターの作り方って割と研究室の色が出る気がします、サイトーです。
〇〇くん!学会でポスター発表しようか!
先生からこんな感じで学会発表に行くように言われたら従わざるを得ません。
特に、学部四年生や修士一年生ではまだ学会発表したことがない人が多いと思いますので、学会に対する知識がまだ少ないと思います。
学会?ポスター発表?なにそれ?
このようにちんぷんかんぷんになる人も居るでしょう。
正直、サイトーは初めて学会に出るまで、学会発表と言ったら皆の前で発表する発表形式(オーラル発表)が普通だと思っていたので、ポスター発表という発表形式があることを知りませんでした。
ちなみに学会発表にはオーラル発表とポスター発表の2つがありまして、特徴や向いている人についてはコチラの記事で解説しています。
ポスター発表とは?
ポスター発表とは大きなポスターに研究成果を整理して掲示する発表形式になります。
大抵の学会ではポスターセクション用の部屋が用意されており、複数人の発表者が自分の場所にポスターを貼って待機しています。
そのポスターの前に制限時間中ずーっと立って質問者を待ち構え、質問がある人や興味を持ってもらえた人に対して説明をしたり、質問への回答をしたりする形です。
この制限時間が曲者でして、ポスターセッションは大体2時間程度で区切られることが多いのですが、時々謎に延長します。
ポスター発表者は基本的にポスター前から逃げられませんから、2時間も立っていたら足が死にそうになっている人がほとんどなのですが、運営の人が終わりと言わなければ終われません。
サイトーは最長4時間半程度立ちっぱだったことがありますので、ある程度覚悟しておけばダメージは軽減出来るのではないでしょうか。
最初の発表は緊張するでしょうが、コチラの記事に緊張とのうまい付き合い方について書いたので是非御覧ください。
ポスター発表の流れ
ポスター発表をする時の流れはこんな形です。
- 登壇者受付を済ませる
- 自分のポスターを掲示する場所に行く
- ポスターを貼る
- 予定の時間中、ポスター前で質問者を待ち構える
- 終わったらポスターを回収する
ポスター発表は自分の研究内容に興味を持ってくれる人が居て初めて成立するので、専門外だったりポンコツだったりすると誰にも話しかけられません。
サイトーは専門外の学会に強引に凸ることがよくあるので、割と悲惨だったりします。
あまりに誰にも話しかけられないので、最近では周囲のポスター発表の人に自分からグイグイ話しかけるようになりました。
多分ウザがられているでしょうが、あまりに暇なのが悪いので仕方ないと割り切っています。
もし、自分の発表セクション以外に時間が取れたら、他の人のポスターを見てみるのも有効だと思います。
研究分野が違う人の発表を通じて知見を広げるのも良いですし、内容が専門的すぎて分からなかったとしてもまとめ方や身振り手振りなどから学び取ることも出来ます。
知らない人が怖かったら、先輩のポスターに行ってみると緊張がほぐれるかもしれませんね。
他の緊張のほぐし方に関してはコチラの記事で解説しているので、ぜひご覧ください!
勉強になりますので、是非周りのポスターも見てみることもオススメします。
まとめ
今回はポスター発表や発表時の流れについて解説しました。
ポスター発表という発表形式を研究室に配属される前から知っている人はどれくらい居たのでしょうか・・・?
実際のところは知らなかったという人が多数派な気がします。
人間誰しも分からないことや経験したことが無いことに対しては強い恐怖を持つものですから、大多数の学生はナーバスになっていることでしょう。
しかし、挑戦しなくなった人間は追い抜かれる一方なので、取り敢えず誘われたら行ってみるスタイルも悪くないですよ。
少なくとも学会発表は失敗したところで死ぬことは無いので、そのような安全が確保されたチャレンジにはどんどん挑戦してみると新しい景色が見えるかもしれませんね。
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